骨盤とは、腰から臀部周りのあたりで、体の下にある骨格で数種類の骨が組み合わさってできています。

1個の骨の名前ではなく、大きく分けると3つの骨（仙骨と左右の寛骨）が　互いに関節をつくり構成されています。

 

その働きは　上半身の運動支点として、腰や背中おなか周りの筋肉が数多く停止　又は始まり、腹部の内臓や妊娠時の胎児を下から包んで守ったり、支えたりすることで、背骨にかかる上半身の重さを受け止め、さらに両足に分散し、また両足の運動支点として、両足を動かすための筋肉があつまる場所でもあります。

 

お腹の中の空間で、骨盤の内側の空間を、骨盤腔ともいいます。　

腹部の内臓のうち、骨盤腔に入っている内臓、つまりお腹の下に位置する内臓を骨盤内臓器ともいいます。

骨盤内臓器には、膀胱、尿道、直腸、肛門の他、男性では精管、射精管、精嚢、前立腺、女性では卵巣、卵管、子宮、膣などがあります。

骨盤にずれや歪みがあると、内臓の正常な働きや、おなかの中の血流に滞りが起きる可能性もあり、それは　骨盤が横に広がると、腹部の筋肉も働きが低下するので、肋骨も開いてきてしまい、開いた空間に皮下脂肪がつきやすく、体のラインが崩れてしまいます。

さらに、腹部に収まっていた内臓の位置が下がると、血流も悪くなり　内臓の機能が衰え、代謝が下がり、脂肪も燃焼しづらくなってしまい、お肌のトラブルや生理不順だけではなく、老廃物をうまく排出することが困難になり、しだいに体に蓄積され、結果的に全身がむくんだような体型になってしまい、姿勢の悪化によるポッコリお腹など、美容の大敵を育んでしまう可能性があります。

 

当院では通常施術の中でも骨盤矯正をさせていただき、さらに　最新機器を使用しての骨盤矯正専用メニューも用意しておりますので、是非ご相談ください。